截金(きりがね)工程の詳細

截金とは金箔を極細の線に切り、その金箔貼って模様を施す装飾技法であります。 代表的なものとして仏像の衣などに施される事が多い技法です。
截金の歴史は古く千二百年以前に唐から伝えられた技法と言われており、鎌倉期に造られた仏像などにも 施されており、この装飾技法は代々京都に伝わる技法であります。この技法を我々は京位牌にも取り入れる事は出来ないかとデザイン等、試行錯誤し、
この度、冨田工藝オリジナル品として発表させて戴きました。

截金(きりがね)工程

1. どの工程もそうなのですが、特に截金は下準備に時間を要します。
まず使う道具を造るところから スタートします。
金箔を切る道具として竹を刃物のように削った竹刀と言うもの使います。それを鹿皮で作った 台の上で写真のように極細に切っていきます。

2. また使う金箔にも細工を施します。
何枚かの金箔を焼き合わせ厚みを増すことにより耐久性を増さします。
その金箔を写真のように切っていくのですが、これが貼っていく作業同等にかなりの技術を要します。

3. 次にその切った金箔を貼り付けていきます。
一見、筆で書いているように見えるかもしれませんが 上部の写真は切った金箔を一本ずつ模様に沿って貼り付けているところです。細い糸のように垂れているのが金箔です。

4. 貼り付けるノリにはフノリという海草と膠(にかわ)液を混ぜ合わせたものを使います。
二本の筆が写っているのは、そのノリを片方の筆先に付け模様の線を描いていき、 もう片方の筆で金箔を後から追うような形で貼り付けていきます。

5. 線以外のこのような繊細な模様もひとつひとつ丁寧に貼っていきます。

6. このようにしてひとつひとつ截金を施し完成したのが上部写真です。
これを一段組み合わせて完成。

截金仕上完成

写真は截金位牌『夕暮』

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